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葉酸の利用効率を知っておきましょう

タンパク質などでしばしば話題になる栄養価をご存じでしょうか。栄養価は、摂取された成分がどれくらい体内で利用されるかを示した値です。このことから察しがつくように、口から摂取された栄養成分が、すべて体内で活用されるとは限りません。

妊婦さんに積極的摂取が勧告されている葉酸も、利用効率を考えて摂取することが大切です。葉酸は微量で体内の調節作用を持つビタミンのうち、ビタミンB群に分類される栄養成分です。水や光に弱いという特徴があります。

一般的な食品に含まれるポリグルタミン酸型葉酸の利用効率は低い

一般的な食品に含まれるのは、葉酸のうちポリグルタミン酸型葉酸といわれるタイプ。葉酸は、プテリジン、pアミノ安息香酸、グルタミン酸により構成されています。その中で、グルタミン酸の結合が複数見られるものをポリグルタミン酸型葉酸といいます。

人の体内ではポリグルタミン酸型葉酸を取り込むことができず、グルタミン酸の結合が1つのみのモノグルタミン酸型葉酸に変換されることが必要です。体内で葉酸として利用するためにポリグルタミン酸型をモノグルタミン酸に変換する過程で、およそ半分が失われ実際、葉酸として体内で利用できるのはポリグルタミン酸型葉酸の約50%といわれています。

葉酸はビタミンB群に見られる特徴も持っています。水に溶けやすく、アルカリ性では熱に強いものの酸性下では熱に弱い性質があります。葉酸が水に溶けやすいということから、茹で汁を捨てると失われてしまうが汁ごと食べれば問題ないとも言われています。しかし、みそ汁を例にとるとみそ汁のpHが5.0というデータを見つけましたので、みそ汁は酸性。つまり熱すると葉酸が分解されてしまい、やはり有効な摂取は難しいと言えるのではないでしょうか。

さらに、葉酸は光や酸素にも弱いことが知られています。以上の性質より、保存や調理の過程で葉酸は失われ、口から摂取される葉酸量はデータ値より低いと考えられます。



モノグルタミン酸型葉酸はサプリメントに含まれる

食品からの確実な葉酸摂取は難しいことがお分かりいただけたと思います。では、サプリメントの葉酸はどうでしょうか。

サプリメントに含まれる合成葉酸は、モノグルタミン酸型葉酸です。体内での利用効率は85%程度といわれ、ポリグルタミン酸型葉酸と比較し利用効率が高くなっています。

このような葉酸の利用効率を踏まえ、厚生労働省は妊娠を計画しているもしくは妊娠している女性は、神経管閉鎖障害のリスク低減のために、通常の食事の他にサプリメントなどに含まれる葉酸を400㎍/日摂取するのが望ましいとしています。

ただし、サプリメントの中には天然葉酸(自然食品中に含まれる葉酸)であることをうたっているものがあり、その利用効率は合成葉酸由来の葉酸サプリとは異なる可能性があります。