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葉酸が予防してくれる二分脊椎とは

母子手帳に必要性が明記されている葉酸。葉酸は妊娠初期の二分脊椎を予防するということですが、二分脊椎とは何でしょうか。

二分脊椎は赤ちゃんの先天性異常

二分脊椎は神経管閉鎖障害の一つ。神経管?その閉鎖障害?という方のために、やさしく解説したいと思います。

神経管は受精後約1カ月(妊娠6週ごろ)にできる神経系のもと。神経系とは脳や脊髄、目、運動神経や副交感神経などがこれに当たります。神経管の上部は脳や目に、神経管下部は脊髄に分化していきます。神経管は成長の過程で、板状のものの両端がくっつき管のような形を形成します。この時、うまくくっつかない先天性異常が、神経管閉鎖障害です。

異常が発生した部分が上部だと無脳症に、下部だと二分脊椎といいます。

無脳症とは脳の形成不全で、体は成長するものの頭部はほとんど形成されません。額から上の頭蓋骨欠損、眼球突出・欠落、口蓋裂などの症状がみられます。むき出しになった神経組織は薄い膜でおおわれています。残念ながら無脳症は流産・死産になることが多く、もし、生まれてきても短時間で死に至ってしまいます。

二分脊椎は無脳症ほど危険性はありませんが、感染症予防などのため早期に対応することが必要な場合があります。二分脊椎は、障害が起きた部位によって症状が違います。下肢の運動機能障害や神経障害など。排便・排尿障害は発生部位に限らず、多くの人に見られます。二分脊椎は、神経が露出している顕在性と、神経は露出していないものの他のものも巻き込んでしまった潜在性に分けられます。

葉酸は二分脊椎に効果的という記述を多く見かけますが、実際、効果があるのは無脳症と顕在性二分脊椎の一種、脊髄髄膜瘤です。



二分脊椎を防ぐ摂取の仕方

葉酸の摂取は妊娠初期と言われますが、神経管閉鎖障害予防のためには妊娠1カ月前から妊娠3カ月までの間の摂取が必要です。厚生労働省は、この期間、葉酸に加えてビタミンを含む栄養バランスがとれた食事をとるように勧告しています。さらに、食事に加えて栄養補助食品から毎日400㎍の葉酸を摂ることとしています。

さて、気をつけたいのは「妊娠1カ月前から3カ月」という期間です。二分脊椎にかかわる中枢神経系は、妊娠7週未満にできます。そのため、妊娠確認後では遅くなってしまう可能性があります。さらに、妊娠1カ月前とはいつでしょう。理論上、妊娠1カ月前を知ることはできません。よって、妊娠する可能性がある時、もしくは妊娠を希望するときと捉えることができます。

以上のことで、葉酸の神経管閉鎖障害予防の役目は果たせることでしょう。しかし、葉酸の健康維持や美容効果を考えると、社会に出たら諸外国のように女性の常識と考えておきたいところです。